パワーコンディショナーの保護機能と対策

パワーコンディショナーには保護機能があり、これが動作すると売電できなくなってしまうので注意が必要になります。


想定したよりも発電できていないと感じたときは原因を調べ、保護機能によるものであればそれが動作しないように対策します。


保護機能の1つに電圧抑制があります。
これは電力網を保護するためのもので、発電電圧が上がり過ぎたときに動作します。



パワーコンディショナーでは初期値では107Vを電圧抑制の検出値としており、これを超えている間は売電できなくなります。


この設定値は電力会社からの指示に従って設定するものであり、勝手に変更はできません。


電圧抑制が起きる要因として、周囲で発電を行っているところが多いと発生しやすくなります。

また、ソーラーパネルからパワーコンディショナーまでのケーブルが長くてもほとんど影響しませんが、ブレーカーからのケーブルが長い場合も発生しやすくなるので、できるだけ近くに設置しましょう。



発電状況を監視し、電圧抑制が多過ぎるときは電力会社に設定の変更ができないか相談も必要になりますが、許可が出るとは限りません。
温度抑制も保護機能であり、パワーコンディショナーが高温になったときに動作します。
精密機械であるため熱に弱く、故障することを防ぐものです。

これは放置すると売電効率が落ちるだけでなく、寿命も縮めるので早めの対策が必要です。

温度の上昇を防ぐには直射日光に当たらないようにし、埃をかぶって通気性が落ちないように定期的にメンテナンスします。

冷却ファンが正常に動作しているかも確認しましょう。